男のための自分探し


 先日、新聞に紹介されて即注文して、本日読んでみました。伊藤健太郎著、「男のための自分探し」です。大変分かりやすい哲学書でした。哲学書と言っても、愛、性、結婚などのキーワードで「自分」「自分の体」の二つの側面から、なぜ男性は女性を求めるのか、浮気をしてしまうのかという分かりやすいテーマを哲学で説明してくれています。最後は、「死」と「人はなんのために生きるのか」という最も哲学らしいテーマについて解き明かしています。昔、ベストセラーになった「ソフィーの世界」よりも単純明快に分かりやすく哲学を説明しています。午前と午後のドッジの練習後で、読めてしまう分かりやすさ。これからもう一度読み返そうと思っています。face02
 「男性が気持ちいいと感じることは、自分の遺伝子を残すことにつながっている」 face07 「あと一週間の命と宣告されたときに自分がやりたいことが、本当に自分のやりたいこと。死を前にしたときに、何の価値もなくなってしまうものは最初からいみのないもの」face08この辺が実感ですかね。昔、学生時代哲学の講義でデカルトを学んだ時、「我思う、ゆえに我あり」を習いましたっけ。哲学において、人間の生きる価値、意味(俗に自分探しと言われていますね)、そして死をどうとらえるかは、永遠のテーマなんでしょうね…。ふ、深い…えんぴつface07face07icon08  


2008年10月11日 Posted by setura at 21:39Comments(2)徒然草